『PRO Keds』
エイリアン / Alien / PVCフィギュア / スニーカーメーカー / ノベルティ / ペイントロスアリ /
アメリカの老舗スニーカーブランド『Keds』から80年代にノベルティとして限定的に配布された『PRO KEDS』のスニーカーを履いたエイリアン型のPVCフィギュアが2種類存在する、こちらはそのうちの1体だ。
フィギュア自体の元々の生産数が少なかったことは勿論現存数も今となっては少ないケッズのエイリアン、常にカルト的な人気を誇っている。
なぜスニーカーブランドがエイリアンのグッズを?って話にはなるのだが、その話の前にまずは『Keds』というメーカーについて紐解いていこう。
1916年設立のシューズブランドKedsは当時タイヤ用のゴムメーカーが新たな活路としてゴムを靴に転用することから始まった存在であった。
実用的なラバーソールにキャンバス地のアッパーは履きやすく動きも楽であることから瞬く間に人気を獲得していった。
それ以降も様々なラインを登場させる度に新たなファンを獲得し続け、1949年に発表したバスケなどのプロスポーツ向けのライン『PRO KEDS』で人気を磐石なものにしたのだ。
当時カリフォルニアを中心とした西海岸ではコンバースが、ニューヨークを中心とした東海岸エリアではケッズがそれぞれ人気で西のコンバース・東のケッズを全米での人気を二分していたそうだ。
ってのがKedsのおおまかな歴史、ではなぜPRにエイリアンのフィギュアなのか。
もったいつけたが正直これって明確な理由は現状分からない。
恐らくで言うと1960年代頃からKedsではTVCMや販促などで度々宇宙要素があったのだがその流れを汲んでだと思う。
60年代にはケッズスニーカーを履いた男性が空中を飛び回っている『KOLONEL KEDS(ケッズ大佐)』というTVコマーシャルで一緒に登場するエイリアンがいたり、UFO型のフリスビーをグッズとして出してみたりしていた。
ケッズ大佐が宙に浮いている軽やかさから、スポーツのプレイ中ジャンプしたときの滞空時間を連想させたいという宣伝方法だったようだ。
因みにエアジョーダンが登場時から宙に浮いている広告を出していたがケッズ大佐からインスピレーションを受けたのではと言われている。
さらに余談だがマイケルジョーダンは高校時代PRO KEDSを履いて試合をしていたそう。
———————
1980年代
COLOR : GREEN
SIZE : 表記 -
ACTUAL SIZE : 高さ約5.5cm , 横幅約4cm , 奥行き約3cm
MATERIAL : PVC
Made in CHINA
こちらはUSED / VINTAGEのアイテムです。状態画像にて確認をお願いいたします。
また撮影状況によって実際の色味と誤差がある場合がございます。